エゴイズム
こんにちは、カスです。まだまだ寒いですね。
本題。
2月から金と職の為に都会に行くことになった。満員電車は慣れないし人間関係はまあそこそこ〜って感じな気もする。どうせ100年したら死ぬしやれるだけやるか〜
食の水準が上がっている。今までジャムも塗っていない半額の食パンや塩だけのパスタを食っていたからそら上がるよと言った感じ。貧しさからくる虚無感と死の感覚が無くなったのはナイフが錆びていく感覚もあって、少し悲しさもある。
定期を買ったバス車内の事。満員に近くなって来た車内で座っていた私の横に乗車して来たのはふらつきながら手すりを掴む老婆だった。
私は乗車して座ってからその老婆が偶々目に入るまで、顔も上げずにスマートフォンを見ていた。
偶々見えて、偶々辛そうだったから。
私は、私のエゴのままに老婆に席を譲ったのだ。
感謝をされる。悪い気なんてしない。先に降りる老婆はもう一度礼をしながら降車ドアへ向かっていく。
自己の行いをエゴイズムと認識してしまったがために毒が回っていく。バスの揺れによる吐き気かなんてものはもうわからなくなってくる。
自分で考えた人の為の行いなんてものはロクでもないものばかりだ。
音楽を聴いて電車の中で休む事にする。