日記

金も何もないけど、文字だけは書ける訳ですね。

12/22

年も終わるし、ティッシュの端に水を染み込ませるように俺の人生も終わっている。ビブルカードが焼けている。

 

庭の掃き掃除をした。枯葉を集めていく。小学生の頃の掃除の時間をふと思い出した。

こうして「小学生」としての自分を思い出す時は、決まって2,3年生を想起している事が多い。1年生程の幼さはなく、4年以降の世界を斜に構えていた(インターネットにこの辺りから触れたため)自分でもなく、「無邪気さ」の象徴として思い返している。

でも別にそんな具体的にアレコレと覚えているわけでもないし、僕は最初からろくでなしなのかもしれない。どうだっていい。

 

掃除の時間を思い出して、脳裏から溢れる掃除の記憶は全部妄想だ。正確にそんな時間を過ごしたわけではなく、秋の薄寒い時期に誰かと笑いながら体育館の周りの枯葉を集めていて、楽しすぎて掃除もそこそこに遊び始めていた自分達を先生が時間が過ぎてるよ、と咎めるような。ありそうな風景を自分で妄想して咀嚼しているだけ。地産地消。その原風景は私が作りました、と冴えない20代の顔でも張り出しておこうかな。

 

そんな空想に耽りながら掃除を終えようとしたところで、自転車で道路を走る小学生が通っていった。

僕は止まっている。

 

https://youtu.be/ObsMkBRmAfQ

べつに特段時報だったとかでも無いけれど、空想の中で流れる時報は紅葉だった。下手に地元の時報の曲にすると嫌な思い出も蘇るだろうから、という防衛線を無意識で張るのが上手いな。

寒さと年末の焦燥感からゲームもそこそこにしたあとの深夜2時の孤独感が増えたせいか、幸せそうな空想がよく走る。

 

 

https://youtu.be/IyRc2zWFmj4

これlove song

趣味があってそうな他人のnoteとかを旅してお気に入りの音楽を探すのが好きだ。インターネットサーフィンというか、ふわふわ無重力旅行。諦観と恐怖に押し潰されたら現実に帰ってきましょうね。

 

ゲームはARKがアツいらしいので、配信を適当に流しながら遊んでいる。キショい粘着PK日本人に粘着されたからPvEを始めたが、そんなのと戦う気も無くなったのはいつからだろうか。00年代のインターネットを見て得ていた義憤を手放せたのは良かったのと同時に、全部手放しちゃったのはどうだったかなとも思う。

いっか。Twitterとかでやばい事言うより。

 

日記終わり。