日記

金も何もないけど、文字だけは書ける訳ですね。

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楽な生き方


こんばんは、カスです。

打って変わってポカポカ陽気。コーヒーと喫煙所で音楽を聴きながら、目を閉じて20分をただ何もせず過ごす。平穏を食んでいる。嚥下した先の心臓の音を聴く。



生きづらい性の話をしましょう。

予定が延期になった。来週朝で良いとなった仕事を安堵したのか、億劫になったのかはわからないが談笑する方々を置いて思い当たる事がある。

「最低限この業務だけは今週中に行わなければならないのではないか?」



忘れてしまえばいいし、見ないふりをすればよかったんですけどね。確認を取って、1人で取り掛かる。

手助けをするふりだけして帰っていく人を尻目に、大した事もない一仕事を終えた。



ああ、なんて生きづらいんだろう。俺が気づこうと無視ができる人間だったなら。1人で仕事を行う奴を哀れだと笑い逃げ出せる人間だったなら。


自分1人で仕事をこなし、逃げ帰る奴を救いようの無い屑共だと思わない人間だったなら、こうはならないでしょう。



そうこうしている間にも、毎日は過ぎていく。くだらない虚栄心と卑下し続ける自分自身がズレていき、ヒビが入る音をイヤホンで封じ込める。

こんな日には文字を書くのが1番いい。ゴミ見たいな日に書いた文字は、人を殺せる程の力を持っている。



紙にインクが滲んでいく。消そうとしてももう遅くて、考えるほどに滲みが気になって、破り捨てられる程の力も無く、ただインクを眺めて、自分の矮小な精神を表したものだと理解してただただ吐き気が増していく。



アスリートの集中するためのルーティーンのようなものを自分で考えるなら、音楽を聴く事なんだろうな。

歌詞を考えて、1音も逃さないように音を聴いて、海に沈むようなイメージを抱いて、目を閉じる。

僕はその時々で1番歌と合った精神状態を作った上で音楽を聴く。

もちろん、ジャンクフードを食べるように聴くことの方が多いけれども。



四畳半の中置いた灰皿。目を閉じて、海へ潜ろう。

いつか私の何かが誰かの海になっているのなら、とても素敵な事だと思います。



おやすみなさい。また後日。